TIT FOR TAT 「……目ぐらい閉じてよ……。」 顔を近づけても、一向に目を閉じないコタロー君に、僕は鋭い視線を向けた。でもそんな僕の 視線にもコタロー君はお構いなしで、じっと僕の顔を見ている。 …そんなに見られると、ホントに、すっごく、やりにくいんだけど、もしかしてコタロー君、 分かっててやってる? 「目、閉じて。」 再度告げた言葉に、コタロー君は一度だけ瞬きをした。 「なんで。」 さらりと返ってきた答えに、僕は思わず声を荒げた。 「なんでも何もないよ!いいから閉じて!」 「何怒っとんのや。ほら、これでええか?」 言いながら、ようやく目を閉じるのに、少しだけ力が抜ける。 やっぱ瞑ってくれてた方が気が楽だ。例え気休め程度でも。 「…途中で開けないでよ?コタロー君。」 そう念押しをしながら、緊張を解そうと、一つ深呼吸をする。そうして、恐る恐る顔を近づけ て、そっと、コタロー君の唇に自分の唇を押しあてた。 触れるだけのキスなのにものすごく緊張してるのは、僕からしてるっていうこの状況故、だろ う。尤も、照れもあるんだけれど。 触れるだけで直ぐに離せば、ゆっくりと目を開けたコタロー君が、鋭い視線を僕に向けてきた。 「……なんや、今の。」 「何って……キス……だよ……。」 「はあ?キスぅ?」 大仰に呆れてみせるコタロー君に、羞恥を煽られる。と同時に、怒りを覚える。 恥ずかしさを堪えて一生懸命やってる僕の努力を、そんな風にバカにしなくたっていいじゃん! 「そうだよ!文句ある!?」 「はっ!これからしよういう相手に、おまえはあんな触れるだけのキスしかせーへんのか!?ヘ タレにも程があるわ!」 「ヘ、ヘタレって、何それ!?まだ始めたばっかりなんだよ!?最初からそんながっついたみた いなキスしなくたっていいでしょ!?」 「ほう?そやったら、これからディープなんもするってことか?」 「そ、そうだよ……。」 売り言葉に買い言葉で、思わずそう返事をしてしまう。 さっきだって、これでこんな状況に陥ってしまったというのに進歩がない。 相手がコタロー君だと、ついムキになってしまう自分に呆れてしまう。 「ほな、やってみ?」 「わ、分かってるよ!」 どこか揶揄を含んだ声音に、怒鳴り返す。 「やってみせろ。」と言わんばかりに、目を閉じて薄っすらと口を開けるコタロー君。 状況が状況なんだからもっとドキドキしたっていい筈なのに、緊張とか羞恥はあるのにそんな 気持ちにならないってのは、やっぱり「受け入れること」に慣れ過ぎているからなんだろうか。 そんなことをぼんやりと考えて、慌てて首を振る。 いやいや、僕だって男なんだから、そうそうコタロー君のいいようにされてばかりはいられな い。いつも僕がどんな気持ちでいるか、コタロー君にも分かってもらわなきゃ。 ……でも、別に僕、コタロー君を抱きたいってわけじゃ、ないんだけど……。 思わず漏れた溜息に、コタロー君が眉を顰める。 「何しとんのや。はよせぇ。」 「分かってるよ!今するってば!」 催促の声に、思わず怒鳴り返す。 自分の時は僕のことなんかお構いなしのペースで進めるくせに、そんな風に急かさなくたって いいじゃんか。ホントに自分勝手なんだから。 「なんか言ったか?」 「何も言ってない!いいから少し黙っててよ!」 きつい声で返せば、大仰に肩を竦めるコタロー君。 大袈裟にも見えるその身振りが、なんか凄く腹が立つんだけど、それってやっぱり、バカにさ れてるって思ってしまうからなんだろうな。 気を落ち着けるように一つ深呼吸をする。意を決してコタロー君の肩に手を置いて、ゆっくり と顔を近づけた。そうして、唇に触れる。 今度は直ぐに離したりしない。僅かに躊躇った後、それでもそっと、舌を忍び込ませた。 僕の行動を楽しんででもいるのか、コタロー君からの反応はない。それが嬉しいような悲しい ような。複雑な気持ちのまま、恐る恐る口内を舌でなぞる。 なんだかもの凄く変な気分だ。 いつもだったら僕がされる方で、だからってわけじゃないけど、自分からこんなことをコタ ロー君にする日が来るとは思ってもみなかったから、正直な話、この状況に違和感を覚えてしま う。 興奮とは程遠い心境。 していることに対する感情とは思えないそれに、思わず苦笑してしまった。 ゆっくりと動かした舌が、コタロー君のそれに触れた。瞬間、思わず離れようとした僕を、コ タロー君の腕が押しとどめた。抱き込まれて、剰え、引きかけた舌を絡め取られてしまう。 「ん……っっ!」 触れる生温かな感触に、体が小さく跳ねる。 コタロー君を引き剥がそうとかけた腕は、けれど、逆に取られてその抵抗を封じ込められてし まった。 「……っは、ぁ……。」 思うまま貪られて、ようやく解放された時には息が上がっていた。 「な…んで……。」 「なんややりにくそうにしとったから、少し手伝うたろ思ってな。」 悪戯っぽく笑うのに、二の句が継げなくなる。 まあ、実際問題、あのままコタロー君が何もしなかったとして、果たして上手くできたか疑問 の残るところではあるのだけれど。 「ま、安心せぇ。こっからはおまえに任せたる。手もださん。それでええんやろ?」 酷く楽しげに笑うコタロー君に、思わず眉を顰める。 どう考えても、僕をからかっているとしか思えない。いや、実際からかっているんだろう。そ れに、高を括ってるんだと思う。どうせできっこない、って。 そうなると、意地でもやってやろうじゃないかって気になる。 余裕たっぷりに笑うコタロー君の肩を掴んで、少々乱暴に押し倒す。僕の行動に驚いたのか、 目を瞬かせたコタロー君に、少しだけ気が晴れた。 「絶対、手、出さないでよ?約束だからね。」 「おう。男に二言はないわ。」 口元に笑みを浮かべて、コタロー君はそう答えを返してきた。 余裕たっぷりの声音が、酷く癇に障る。 なんか、やっぱり余裕綽々って感じがするんだよなぁ。できっこないって、そう思ってるから なんだろうけど。なんか、腹立つなぁ。 最後までできるかって言ったら、情けないことに、自分でも疑問の残るところだけれど、ここ まで「どうせできないだろ?」って感じでいられると、流石に自尊心が傷つけられる。 こうなったら、絶対コタロー君に「ぎゃふん。」と言わせてみせるぞ! そう決意して視線を下げると、こっちを真っ直ぐに見ていたコタロー君と目が合った。 ……なんか、すっごく恥ずかしいんだけど……。 視線を絡ませているのが酷く恥ずかしくて、思わず逸らせてしまう。 その瞬間、コタロー君が小さく笑う気配がした。 それでも、もう一度コタロー君と視線を合わせる気にはなれない。 きっと、ヘタレとか思ってるんだろうなぁ。でも、コタロー君の顔見るのは、なんか恥ずかし くてできないし…。ああ、もう、いいや。コタロー君の反応は無視しよう。でないと、先に進め ないもん。 「せぇへんのか?」 「こ、これからするってば!いいから黙っててよ!」 揶揄交じりの声音に怒鳴り返して、コタロー君のシャツに手をかけた。 ボタンは最初からとまってなかったから、とりあえず左右に開いて。で、中に着てるTシャツを、 ええと、ぬ、脱がした方がいいのかな?やっぱり。……どうやって? ベッドに横たわったこの状態で、どうやったら上手くシャツを脱がすことができるのか。その 方法がどうしても思いつかなくて、結局脱がすのを諦め、Tシャツを半分くらいまで捲ってみた。 腕より少しだけ白い、引き締まったお腹が現れる。 自分も鍛えているからもちろん腹筋はあるんだけれど、でも、なんとなく、コタロー君の方が 筋肉質な気がする。むう、僕ももっと鍛えなきゃ。 そんなことを考えながら、そっと触れてみる。 なぞるというよりは、腹筋を確かめるような触り方。 指先で触れたり、ちょっとつついてみたり、なんてしてたら、頭上で呆れたような声が零れた。 「何しとんのや。」 「え?あ、ごめん。ちょっと触ってみたくなって。」 「触るのはええねんけどな。全然気持ちいいとかないんやけど。自分、ほんまにする気あるんか?」 「あ、あるよ!」 「そやったら、はよせぇって。寝転がってるだけやと、暇やねん。」 「……っっっ!!」 ご丁寧に欠伸つきでそう言われて、一瞬言葉を失う。 そ、そこまで言う!?マジで腹立つんだけど!! 思わず握った拳に力が入る。 も、本気で頭にきた!こうなったら、コタロー君が「やめろ。」って言っても、絶対、絶対、 やめてなんかやらないからね! 怒りに任せてそんな決意をして、ベルトに手をかけるとそのまま引き抜く。その勢いのまま、 ズボンを下着ごと下げて。 けれど、勢いがあったのはそこまでで、そこで思わず手が止まってしまった。 い、勢いでここまで脱がしたのはいいんだけど、ええと、ど、どうしよう……? 逡巡していたら、頭上で笑っているような気配。それに、そっと視線を上げれば、笑いを堪え ているコタロー君の姿が目に入った。 わ、笑うなー! 思わず心の中で叫んで、コタロー君のそれをやや乱暴に握る。 「うおぁっ!?」 びっくりしたのか、コタロー君の口から変な声が漏れた。それに、少し気が晴れる。 さて。 手にしたのはいいんだけど、ええと、これを、その、僕の手でイかせなきゃならないんだよね? ……が、頑張ろう……。 先の勢いなんかとっくにない。それでも、恐る恐るって感じでなんとか刺激していく。 少しずつだけれど、それでも刺激に反応して形を変えていくそれを見ていられなくて、視線を 上にあげる。と、気持ち良いのかな?目を閉じて溜息混じりの息を吐くコタロー君の姿があった。 薄っすらと朱がさした頬、嬌声未満の吐息、微かに震える睫毛。 ああ、こんな顔をするんだと、妙な感慨を持って僕はコタロー君の顔を見ていた。 「…なぁ、ネギ…。舐めてくれへん…?」 「…………………は?」 吐息混じりに漏れた言葉に、動きが止まる。 ええと、コタロー君、今、なんて言った? 「えと、コタロー君…?今なんて……?」 「そやから、指だけじゃなくて、口でしてくれ言うたんや。」 いつの間にか伸びてきていたコタロー君の指が、僕の唇をなぞった。言葉の意味を知らしめる かのように。 「…………………………な、何言って……っっ!?」 一瞬のフリーズの後、ようやく意味を理解した僕は、真っ赤になって叫んだ。 く、口でって、コタロー君!何言って…っっ!!?? 「ええやん。俺かていつもやってやってるやろ?折角こんな機会なんやから、口でしてくれたっ てええやん。」 「いつもやってやってるって、僕が頼んでしてもらってるわけじゃないでしょ!そ、それに、無 理だよ!」 手でいっぱいいっぱいなのに、口でなんてそんな、到底無理な話だ。 だからはっきりとそう言ったら、コタロー君は眉を顰めた。 「なんで?」 「なんでも何も、無理なものは無理!」 「する気があるんやったら、できるやろ?それくらい。」 「それくらいって、コタロー君にはそうでも、僕には無理!手でもいっぱいいっぱいなのに、口 でなんかできないよ!絶対!無理!!」 「手でいっぱいいっぱい〜!?しかも、「絶対無理!」って、アホか!大体なぁ!」 言いながら、コタロー君の人指し指が僕に向けられる。 「この期に及んでなんも反応してないって、どういうことや!自分、ほんまはやる気ないんやろ!」 図星を指されて、一瞬言葉に詰まる。 確かに僕のそれは全然反応してなくて、多分このままことを運んだとしても、役に立たないん じゃないかと思われた。 だって、そんなこと言われても、元々コタロー君を抱きたいと思ってあんなことしてたわけじゃ ないし。言わば「売り言葉に買い言葉」、流れ上こうなってしまっただけで、僕としては、どち らかと言うと何事もなく夜が過ぎてくれる方が良かったりする訳で、だから、とてもじゃないけ ど、コタロー君が望むようなことなんかできない。てか、無理。絶対無理。想像もしたくないの に、できるわけがない。 「いや、あの、やる気ないわけじゃないんだけど……。」 「めっちゃないやんか!!仮に、百歩譲ってその気があったとして、そんな様で最後までできん のか!?ええ!?どないして入れんのや!?自分で扱いてたたせるんか!?」 「じ……っっ!?す、するわけないじゃん!そんなこと!」 コタロー君のとんでもない発言に、思わず怒鳴り返す。たぶん、頬は真っ赤になっているだろ う。 「…そやな。ネギが自分でしてるのを見るんも、それはそれで楽しいかもな。」 自分の言葉に何を想像したのか、にやりと笑ったコタロー君に絶句する。 「しないって言ってるでしょ!誰がそんな!!」 「そやったら、俺が手伝うたるわ。」 「………っ!?」 言うが早いか、ベッドに押さえつけられる。 突然のことに反応の遅れた僕を他所に、コタロー君は喜々としてベルトを引き抜いた。 「コ、コタロー君……っ!?ちょ、ま……っ!!」 慌てて身を捩ろうとするが、時既に遅し。あっという間に、下着ごとズボンを半ばまで下ろさ れてしまう。 「コタ…っひぁ…っ!?」 発しかけた言葉を、それに触れてきたねっとりとした感触に遮られる。それがコタロー君の舌 だと気付いた瞬間、一気に体温が上がった。 「コタロー君、やめ……っ!」 「手伝うたる言うたやろ?遠慮せんかてええって。」 「遠慮なんかしてな……っっ!あ、く……っっ。」 言いながらもゆっくりと刺激され、そこに熱が集中する。 「手…出さないって言った……のに……っっ!」 ついて出そうになる嬌声を堪えながら、それでも何とか言葉を紡げば、コタロー君はゆっくり と顔を上げた。そうして上体を起こすと、僕に覆いかぶさるようにして顔を近づけてきた。 「いつまでも踏ん切りつかへんネギが悪い。」 「う………。」 すっぱりとそう言われ、言葉に詰まる。 踏ん切りがつくもつかないも、もともとそんな気などないのだから出来るわけもない。確かに 「やる。」と言ったのは自分で、だから何とかしようと一応努力もしてみたけれど、結果、やは り無理だということを再認識しただけだった。 というか、僕としては夜はゆっくり休みたいわけで、どっちがするとか関係なく、ただ眠りた いんだよ!と言っても、聞いてもらえないんだけど……。 小さく唸りながら睨んでたら、不意にコタロー君は口元を歪めた。 「ま、それでも努力だけは認めたるわ。ネギからのキスも体験したし、指だけやったけどしても らったし、何より四苦八苦しとったネギは、見とっておもろかったしな。惜しむらくは、フェラ してもらえんかったことか?」 「〜〜〜〜〜っっっ!!??」 酷く楽しそうなコタロー君に、普段どれだけ僕が困っているかを理解させようと思ってしてき た今までの努力は、しかし、コタロー君を楽しませただけだったことが分かりショックを隠せな い。 言葉もなく口をぱくぱくさせていたら、それをコタロー君の口で塞がれた。 「んん……っっ!」 するりと入り込んできた舌にいいように翻弄される。 「それはまた次回の楽しみにしとくわ。で、こっからが本番や。焦らされた分、たっぷり楽しま せてもらうで。覚悟はええな?ネギ。」 にぃっと笑ったコタロー君に、顔が引き攣る。 次回の楽しみって何!?言っとくけど、絶対しないからね!!それに焦らされたって、焦らし てなんかないし!そんで楽しませてもらうって、すっごい!理不尽なんだけど!!!そんなんで 覚悟なんかできるわけないよ!! 頭の中で、コタロー君の言葉に対するいろんな不平やら不満やら突っ込みやらが浮かんだけれ ど、どれ一つとして言葉にはならなかった。声を出す器官を、口付けという手段でもって塞がれ ていたからだ。 気がつけばいつの間にかシャツのボタンは外されていて、あちこちに口付けられる。 ホントに、何と言うか、こんな時は手際が良すぎるくらい良くて、僕の抵抗なんて簡単に封じ られてしまう。 「コ…タ……っやめ…っ!」 僕の制止の声なんか聞こえないふりで、コタロー君は僕の肌にどんどん熱を点していった。 与えられる刺激に零れそうになる声。 せめてと堪えてみても、結局、押し入ってきた熱に、最終的には堪え切れなくなる。 「……は、ぁ……んっ。」 「ネギ……。」 「んん…っ。」 耳元に熱っぽく囁かれて、体がひくりと跳ねる。 頬をゆっくりとなぞる感触に、ゆっくりと目を開ければ、コタロー君と目が合った。 「…今更…ちゃうか…?」 「……?」 コタロー君の言葉の意味がすぐには分からなくて、首を傾げる。と、コタロー君の口元が笑み の形に歪んだ。 「お互いこれで気持ちええんやから、このままでええやろ。第一、俺がネギに突っ込まれるなん て、想像でけへんし。そもそも、でけへんやろ?なぁ?」 痛いところをつかれて、一瞬言葉に詰まる。 まあ確かに、僕がコタロー君にこんなことするなんて、想像でもできないけど。さっきのは本 当に、「売り言葉に買い言葉」の結果だったわけだから。それに、どっちが上とかそんなことは、 本当はどうでも良かったりする。ただ、今夜はしたくなかっただけで。と言うか、毎晩する必要 がどこにあるのか、僕には分からない。それ以上に、僕が「嫌だ。」と言ったら止めて欲しいん だけど!毎晩毎晩、飽きもせずに求められて、僕の身がもたないよ! 言いたいことはたくさんあった。 けれど、結局どれも言葉にはならなかった。 口にする前に、コタロー君が動きを再開させたからだ。 ホントに、自分勝手だ。僕の言い分なんか、これっぽっちも聞きやしない。 それでも、「仕様がないなぁ。」なんて、コタロー君の首に腕を回してしまう僕が一番、仕方 ないのかもしれない。 THE END ネタを考えた時から覚悟はしていましたが、思った以上にいやんな気分になりました(苦笑) だって、前半はネギコタなんだもん。 まあ、コタは楽しかったんじゃないかと思いますけど(笑) あ、この話は、15歳の設定です。 一応。 こんな10歳嫌だ・・・(苦笑) 蔵に置くには温いなぁとは思いましたが、一応やることやってるし、で、結局蔵に収納。 温くてすみません。そんなシーンを書くのは、前半で疲れたので(ダメじゃん) しかし、蔵はコタネギ多いな(苦笑) 背景に使用した花は「栴檀(せんだん)」。花言葉は「意見の相違」(笑)