ネギ君、コタ共に15歳ver.。
					微エロにつき、ご注意願います。




































					 太股付近に感じる、むず痒いようなくすぐったいような、そんな微妙な刺激で
					目が覚めた。

					 訳が分からずも上体を起こせば、僕の両足を折り曲げ、太股に手を這わしてい
					るコタロー君と目が合った。

					「コタロー君!?何して…っ!?ひぁ…っ!」

					 思わず叫んだ僕を他所に、コタロー君の手が微妙な箇所を撫で上げる。次いで
					埋め込まれた指に、思わず体が跳ねた。

					「な…、や、め…っコタロー君…っ!」

					「ああ、やっぱな。昨日はそのまま寝てもうたから、まだぐちゃぐちゃやな。」

					 言葉と共に、ゆるりと動く指の感触。指が動く度に、言葉通りなのだろう、濡
					れた音がするのに、羞恥に体温が上がる。

					「やめ…っあ、朝っぱらから、何考え…て……っ!?」

					「何って、ナニ?」

					 コタロー君はそう言ってにやりと笑うと、足の付け根に口付けた。

					 鼠蹊部に何度も触れる唇。ゆっくりと蠢く指の動きと相俟って、否応なしに体
					の熱が上がっていく。こんな朝っぱらからと思うのに、反応する体を止められな
					い。

					「や…だ…コタロ……く…っ。」

					 それでも何とか紡ぐ抗議の言葉は、口付けで塞がれた。

					「ん……は…ぁ……。」

					「今日は休みなんやし、なぁ、ええやろ?ネギ。」

					 耳元に囁かれる、熱を帯びた声。押し当てられたコタロー君の熱に、この先を
					彷彿させられ、鼓動が跳ねる。

					ダメだと制止する理性と裏腹に、体はそれを知覚し、入り込んだままの指を締め
					つけてしまう。自分の浅ましい反応が恥ずかしくて、思わず固く目を閉じた。

					 顔を隠そうと上げた腕は、コタロー君の手に阻まれた。掴んだ腕は、そのまま
					シーツに縫い止められてしまう。

					「なぁ、ネギ、ダメか?」

					「ん…っ。」

					 再度耳元に囁かれ、体が震える。

					 人の起きぬけにことを進めておいて、何を今更。熱くて堪らないことくらい、
					コタロー君にだって分かってるだろうに。

					 けれど、コタロー君は緩々と指を動かすだけで、一向に先へ進もうとしない。

					 僕がいいと言うまでしないとでも言うつもりなんだろうか。

					 思わず浮かんだ考えに、焦燥感が募る。

					「なぁ、ネギ。」

					「……も、するんなら早くしろ…っ!バカ…っ!」

					 堪らずにそう叫べば、一瞬目を丸くしたコタロー君は、次の瞬間、破顔した。













					THE END





		 	















					お題の関係上、そんな話になってしまいました。
					表に置いているので、そんなシーンはさらりと。
					続きはご想像にお任せします(^^;)